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ヤン・ステーン
(1626-76)
オランダ

オランダの風俗画を代表する画家。
民衆の風俗、習慣を、風刺をまじえ、教訓的に、ユーモラスに描いた。しばしば、オランダのことわざを絵にした。

「医者と患者」は「恋につける薬はない」などである。医者は患者を診るより、召使の老女からの言葉に興味を示している。召使のほうが、病気の原因を知っているのである。

ステーンは、当時、多くのオランダの画家たちと同様、兼業画家であった。ステーンは小さな宿屋を経営していた。そこで人々を観察し、多くの題材を得ている。

ステーン 「 宿の外の農民たち 」 1653 | 62x50cm  | トレド美術館、オハイオ、合衆国
ステーン 「 宿の外の農民たち 」 1653 | 62x50cm  | トレド美術館、オハイオ、合衆国

ステーン 「 牡蠣を食べる婦人 」 1656-60頃 | 20.5x14.5cm  | マウリッツハイス美術館、オランダ

ステーン 「 中庭 」 1660 | 107.4x81.4cm  | マウリッツハイス美術館、オランダ
ステーン 「 中庭 」 1660 | 107.4x81.4cm  | マウリッツハイス美術館、オランダ

ステーン 「 羊飼いの礼拝 」 1660頃 | 53x64cm  | アムステルダム国立美術館
ステーン 「 羊飼いの礼拝 」 1660頃 | 53x64cm  | アムステルダム国立美術館

ステーン 「 エマオの晩餐 」 1660頃 | 134x104cm  | アムステルダム国立美術館
ステーン 「 エマオの晩餐 」 1660頃 | 134x104cm  | アムステルダム国立美術館

ステーン 「 聖ニコラウスの祝日 」 1663-65 | 82x70.5cm  | アムステルダム国立美術館
ステーン 「 聖ニコラウスの祝日 」 1663-65 | 82x70.5cm  | アムステルダム国立美術館

ステーン 「 恋煩い 」 1665-67 | 52x61cm  | アルテピナコテーク
ステーン 「 恋煩い 」 1665-67 | 52x61cm  | アルテピナコテーク

ステーン 「 恋煩い 」 1665-67 | 76x63.5cm  | アムステルダム国立美術館
ステーン 「 恋煩い 」 1665-67 | 76x63.5cm  | アムステルダム国立美術館

ステーン 「 大人が歌えば子供が笛吹く 」 1668 | 110x141cm  | アムステルダム国立美術館
ステーン 「 大人が歌えば子供が笛吹く 」 1668 | 110x141cm  | アムステルダム国立美術館

ステーン 「 宿屋の外で九柱戯をする人々 」 1652 | 33x27cm  | ロンドン・ナショナル・ギャラリー
ステーン 「 宿屋の外で九柱戯をする人々 」 1652 | 33x27cm  | ロンドン・ナショナル・ギャラリー

ステーン 「 窓辺の雄弁家たち 」 1662-66 | 74x59cm  | フィラデルフィア美術館
ステーン 「 窓辺の雄弁家たち 」 1662-66 | 74x59cm  | フィラデルフィア美術館

ペテン師たち
steen03.jpg (44601 バイト)

ステーン 「 のん気物夫婦 」 1660 | 39x30cm  | エルミタージュ美術館
ステーン 「 のん気物夫婦 」 1660 | 39x30cm  | エルミタージュ美術館 女の方は、すでに、酒につぶれてしまっている。男もそれを咎めるふうでもなく、こんなことは日常茶飯事という感じである。

床にはスリッパが脱ぎ捨てられ、折れたパイプなどが散乱している。

この種の風俗画は、過度の飲食を戒める、という教訓画でもあったようである。


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