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モネ   2
 (1840−1926) 
フランス  印象派

1860年代  1870年代   1880年代〜1890年代   1903年以降

1870年代  イギリス時代とアルジャントゥイユ

パリから汽車で15分のアルジャントゥイユに、小舟のアトリエを作った。船をセーヌ川に停泊させ、オープン・デッキで制作をした。

ブージヴァルの橋
1870    63.5 x 91.5 cm    カリアー・ギャラリー  、マンチェスター、アメリカ
セーヌ中州の村クロワッシーから左岸の村ブージヴァルに渡る橋を描いた。

このころモネは長男ジャンをかかえていて、貧窮していて、ルノワールからパンを貰っていた。

画面、子供の手を引く母親の後姿がせつない一品。

トルーヴィルの海岸にて
1870-1871

ルアーブルの桟橋-悪天候
1870  

テームズ川と国会議事堂
1871  Oil on canvas  47 x 72.5 cm    ロンドン、ナショナルギャラリー

ザーンダム、ザーン河畔の家  (オランダ)    
1871  47.5x73.5cm    フランクフルト、シュテーデル美術研究所

ザーンダムの風車(オランダ)
1871

ザーンダム近郊の風車(オランダ)
1871  47 x 73 cm  ニューヨーク、ウィルデンシュタイン・コレクション

ハイドパーク、ロンドン
1871
 
 ポンヌフ   1871   53 x 73 cm   ダラス美術館、テキサス
 

印象、日の出     
1872   Oil on canvas 48 x 63 cm      パリ マルモッタン美術館 
もちろん、1874年というきっちりした年代ではくくれない。印象派はそれ以前からあった。しかし、「印象派」という言葉はモネの作品、『印象:日の出』からきた言葉である。当時、「印象」 という言葉自体、あまりいい意味では使われていなかった。未完成の絵画、即効で描いてだけ、と批判を浴びた。

上の絵をクリックして、大きな画面で、パソコンから離れて、目を細めて見ていただきたい。どれほど写実的かが分かると思う。そばで見ると粗く、簡単に仕上げているようにしか見えない作品が、目を細めたり、すこし離れたところから見るだけで、本当に、日の出の瞬間に居合わせているような、臨場感がある。

今までの絵画の写実性とは何だったのだろうか、と考えてしまう。単色をキャンパスに乗せただけなのに。水面の滑らかな丸みや輝きは、本物である。

アルジャントゥイユ
1872

アルジャントゥイユのボートレース
1872  48x75cm    パリ、オルセー美術館
1872年、オランダ旅行から帰ってきたモネは、アルジャントゥイユに6年間住んだ。

制作はパリで、ルノワールとともに、季節がよくなると、ルノアールがアルジャントゥイユにやってきた。

メロンのある静物
1872  53 x 73 cm   リスボン、グルペンキアン美術館
 
 静物、茶器   1872    53.34 x 72.72 cm   ダラス美術館、テキサス
 

アルジャントゥイユのマリーナ
1872

赤い船、アルジャントゥイユ
1872

アルジャントュイユのセーヌ川
1872  50x61 cm   パリ、オルセー美術館

キャプシーヌ大通り    
1873    61x80cm   モスクワ、プーシキン美術館
   第一回印象派展に出品。批評家ルイ・ルロワに、通行人の描写を「無数の黒い挺」とからかわれた。

馬の三輪車に乗るジャン・モネ   
1872

ルアーブルの港-夜の効果    
1873

クロード・モネ 「アルジャントゥイユの家」 1873
クロード・モネ 「アルジャントゥイユの家」 1873
 
 アルジャントゥイユのモネの家  1873  60.2 x 73.3 cm  シカゴ美術館
 
 

ル・アーブル、港を出る漁船
1874 Oil on canvas 60 x 101 cm  個人蔵

キャプシーヌ大通り      
1873   79.4 x 59 cm    カンザス・シティ、 ネルソン・アトキンス美術館

水上のアトリエ
1874   50x64cm    オッテルロー、クレラーミュラー美術館

散歩、日傘をさす女 
1875   Oil on canvas 、100 x 81 cm  National Gallery of Art, Washington, DC
モネが熱中したのはモデルではなかった。いかにして「光」と「風」を永遠のキャンパスに残すか、であった。

庭のカミーユ・モネと息子     
1875  Oil on canvas, 55x66cm   ボストン Museum of fine arts

雪の中の蒸気機関車
1875   59x78cm   パリ、マルモッタン美術館

クロード・モネ 「雪のアージャントゥィユ」 1875
クロード・モネ 「雪のアージャントゥィユ」 1875

ラ・ジャポネーズ (モデルはカミーユ・モネ夫人)
1876    231x142cm   ボストン美術館
   第二回印象派展に出品

サン・ラザール駅
1877   53.5x72.5cm    ロンドン、ナショナルギャラリー

サン・ラザール駅、列車の到着
1877   82x101cm    アメリカ、ケンブリッジ、フォッグ美術館(ハーヴァード大学)
 
 サン・ラザール駅、ノルマンディーからの列車  1877  60.3 x 80.2 cm  シカゴ美術館
 

クロード・モネ 「雪に覆われたラヴァクール」 1878-81
クロード・モネ 「雪に覆われたラヴァクール」 1878-81

モントルグイユ街、1878年6月30日の祭日
1878  80x48.5cm   パリ、オルセー美術館
   万博美術展の開催を祝う行事が開かれたパリ。

死の床のカミーユ・モネ
1879 Oil on canvas,  90x68cm  パリ、オルセー美術館

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